声の高さに合わせて、自分で移調するしかない

先日から、男性の方が、声楽のレッスンにいらっしゃるようになりました。
バス(男性の低い声)です。
コンコーネも、低声用というのを使っているのですが、少し慣れてこられたので、近いうちにイタリア歌曲などもやってみようかと思い、楽譜の注文をするために、楽器店に電話しました。
イタリア歌曲集の低声用、というのを頼もうとしたのですが、普段使いなれている全音出版社からは、低声用は出版されていないとのことでした。
調べて見たら、他の出版社から出ていないこともないのですが、”受注出版”(こういう言葉もシステムも、初めて知りました!)だったり、内容が分からなかったり・・・色々問題も無くはないようで、困った挙句、結局自分で、その人の声の高さに合わせて移調するのが一番良いという結論に達しました。
そういえば、去年声楽で、某国立大学に入った男の子も、凄く低い声で、5度位低くしないと間に合わなかった。
オペラのアリアは、原調でないといけませんが、歌曲は、声に合った高さで歌えるので、ここはやはり、多少面倒でも、ご本人の声と相談しながら、移調するのが一番ですね。


にほんブログ村 音楽ブログ 音楽教室・音楽学習へ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ
にほんブログ村