発声の仕方が悪いと音程も下がる

大学生のMちゃんが、試験の直前というので、レッスンに駆け込んできました。
アパートを借りて、県外の大学に通っているので、うちに来るのは、今日のように、試験前の数回だけ。
だから、なかなか私の言いたいことが伝わらないのですが、困った時に思い出してくれるだけでもヨシとしなければならないのでしょうか。
さて、それにしても、普段、私から遠ざかっているから、なおのこと、良い発声を忘れてしまうのです。
試験曲を歌ったのですが、横隔膜での支えが足りないものだから、喉に力を入れて、頑張ってうたうので、上の響きが無くなってしまい、「二点ニ・ホ・ヘ」の辺りの音、つまり、上のレ・ミ・ファ辺りの音が、下がって聞こえるのです。
発声練習を、時間をかけて丁寧にやったら、大分「まし」になりました。
こういう時は、「音程が下がらないように気をつけて!」と言うだけではダメなのです。



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