7色の声で歌い分ける

大人の男性の生徒さんで、うちにはピアノを習いに来られているのですが、歌が大好きで、毎回、ピアノの前にまず歌を2・3曲うたってテンションを上げてから、おもむろにピアノを弾く、という方がいらっしゃいます。
今日もレッスンに来られたのですが、いつものように歌っていて、初めて聴く、いつもと全然違う声でびっくりしました。
いつもは、張りのある、高い声なのですが、今日は、フワフワの裏声。
その時はたまたま「コクリコ坂」を歌っていたので、素朴な、レトロな感じが出ていて、それはそれでとても良かった。
聞いてみると、よくカラオケに行っているようなのですが、最近、わざと色々な声に挑戦している、とのことです。
だから、今日もわざと、あんな声を出したし、本当は裏声でも、もっと支えのある、張りのある声も出せる、と言っていました。
最近は、美空ひばりのファルセットの声に、凝っていて、時には、フランク永井の、あの低音にも挑戦するのだそうです。
千の風になって」の秋川ナントカの声も、喉にグッと力を入れた感じで、上手にまねしていました。
お陰で、その後のピアノのレッスンもとても楽しくできました。


にほんブログ村 音楽ブログ 音楽教室・音楽学習へ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ
にほんブログ村