「4分の3拍子」と「8分の6拍子」

今日のレッスンにきた小学生のK君に、聞かれました。
「約分したらどっちも同じだけど、4分の3拍子と8分の6拍子って、どう違うの?」
さあ、来ました。
K君は、よくこういう質問をします。
今、自分がやっていることとは、直接関係なさそうなことなどでも、色々興味があるのです。
学校の音楽の先生にきいたら「約分したらだめよ」とだけ答えられたそうで、K君としては満足いかなかったのでしょう。
そこで、4分の3拍子は、1小節を3拍に数えるけれど、8分の6拍子は、1小節を{123}{456}と、大きくふたつに感じて・・・ということを、口でも説明しましたが、コーリューブンゲンを持ち出して、29番で、両方歌って違いを感じてもらったら、文字通り「百聞は一見に如かず」、すとんと、感覚で、理解してくれました。
良かった、良かった。
このように、色々興味はあるし、楽語などでもすぐに覚えるK君ですが、困ったことが・・・。
おうちでの練習が、あまりできないのです。
自分でも言っていました。
「僕はねえ、朝顔に毎日水をやるとか、毎日ピアノを練習するとか、そういうことが苦手なんだよね・・」

全訳コールユーブンゲン

全訳コールユーブンゲン

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