童謡「たき火」に思う

病院と高齢者さんの施設で、患者さんや入所者さんたちと一緒に、歌をうたったりしています。
1時間のうち、前半は、大抵その季節に関係あるような歌を入れるようにしています。
冬の歌といえば、まず思い浮かぶのが、童謡の「たき火」です。
<垣根の垣根の曲がり角〜>で始まる、あの歌です。
歌の世界では。昔なつかしい、のどかな風景が浮かんできて、懐かしい気分になれるのですが、現実はどうも、そう上手くはいかないようです。
先日のこと、家人が畑で、落ち葉を燃やしていたそうです。
そうしたら、しばらくして、「市役所の人」という人が来て、何を燃やしているのか、火をかき回して中を見て、そのあげく、家人の住所氏名まで聞いて帰ったのだそうです。
どうも、ご近所の方が、市役所に通報されたみたいです。
たしかに、煙が出るし、そうすると臭いし、洗濯物などにも臭いがつくとか、色々ありますね。
家が立て込んできた今では、もうたき火もできなくなってしまったようですね。
<しもやけおててが もうかゆい>
最近では、しもやけなんて、ほとんど聞きませんね。
ほとんどの子どもは、しもやけという言葉さえ知らないでしょう。


にほんブログ村 音楽ブログ 音楽教室・音楽学習へ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ
にほんブログ村