実は、カラオケは嫌いです
忘年会のシーズンです。
忘年会といえば、二次会・三次会でカラオケということも多いと思います。
実は私は、カラオケは好きではありません。はっきり言わしてもらえば、嫌いです。
それには理由があります。
①私たちが勉強しているのは、クラシックの発声で、ベルカントという声の出し方です。
その出し方でやれば、広いホールでも、マイク無しで遠くまで声が届く、というものですが、カラオケではこの発声法では歌えません。
そのやり方で歌ったら、歌う方も、そして聴いている人にも、凄い違和感があると思います。
変な感じを持たれてしまいます。
かといって、それをやめて、普通の喉声でうたったら、てきめん、それこそ喉を痛めてしまいます。
現に高校時代コーラス部で頑張っていた友人が、カラオケのために発声法を変えて、こちらの世界の歌（？）をうたえなくなってしまったという例を知っています。
②カラオケで、他の人が歌っている時は、他の人としゃべるのに、大声を出さないといけません。
よほど注意しておかないと、それでもまた、喉を痛めてしまいそうです。
③中には、ひどい調子っぱずれの人もいたりして、でもそういう時でも、ニコニコして、聴いているふりをしないといけません。
とても疲れます。
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以上のような理由で、私は、できることなら、カラオケには行きたくありません。
でもそれを言って、お断りするのは、非常に勇気のいることです。
だから、また、皆と一緒に流れて行くことになるのでしょう。
