感情を込めて、ピアノが弾けるようになってきた

今朝ピアノのレッスンに来た生徒さんの話です。
歌うのは、大好き、それも、大、大大好きさんですが、どうもピアノを弾くのはなかなか、指が思うように動いてくれず、日頃とても苦労されています。
今練習中の曲も、かなり長い期間やっているのですが、最近やっと、とりあえず「間違えずに」弾けるようになってこられました。
少し前から、ペダルも踏むようにしてみたのですが、これも散々苦労して、やっと自分の音を聴きながら、音が濁らずに美しい音で響くように、そちらにまで気をつけることができるようになってこられています。
そこで、前回のレッスンの時から、実際に声に出して歌ってもらって、この曲を、あなたならどう表現したいかと尋ねてみました。
すると、自分で頭を使って考えて、ここを大きくしたい、とか、あそこはこんな感じで・・・とか、色々見えてくるようになられました。
そして、ついいつものように、不用意に、何も考えないで弾いてしまった時など、自分の出した音を聴いて、自分で「あ、ここはこう弾くんだったのに・・」などと反省の言葉も言われるようになりました。
こちらからの押し付けでなく、自分からの「ああしたい、こうしたい」という気持ちがベースになっているので、これからが楽しみです。


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