モーツァルト作曲 交響曲40番 と「若気の至り」

モーツァルト:交響曲第40番&第41番

モーツァルト:交響曲第40番&第41番

今朝のラジオの、皆川達夫先生の番組で、モーツァルト交響曲40番が流れていました。
これを聴くと、いつも思い出すことがあります。
まだ若かりし日のこと、私は、音楽大学の学生でした。
知人がオーケストラのメンバーで、そちらから券を貰って、親友のM子と一緒に、定期演奏会を聴きに、東京文化会館に行きました。
私たちの席は、そんなに悪くもないけれど、そこそこの席だったと思います。
それで、開演直前に周りを見回したら、何と2階のセンター最前列が並んで空席になっていました。
私たちは、「ヤッター」とばかりに、そこに座ったのです。今なら、絶対そのようなことはできませんが、その頃は若かったし、連れもいるので、そういうことができたのでしょうね。
ところが、休憩になって、その席の本当の持ち主が現れて、声をかけられてしまいました。
それからは、本来の席に移って聴いたのですが、あとのプログラムが何だったのか、全く思い出せません。
後で聞くと、その知人は、舞台で演奏しながら、私たちが凄い席に座っているのが見えたので、驚いていたそうです。
「若気の至り」のお話でした。


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