「譜めくり」について

譜めくり」と聞いただけではピンとこない方も多いかもしれませんね。
楽器、たとえばピアノなどを演奏する時、楽譜を見ながら演奏(練習も含めて)する時に、ページの変わり目で楽譜をめくることです。
歌は別ですが、たいていの楽器は、演奏中は両手がふさがっていることが多い。その状態で、しかるべきタイミングで楽譜をめくるということは、実は大変なのです。
時々、演奏会でも、ピアノの横に(大抵左側ですが)に、もう一つ椅子を置いて、誰か座っていることがありますね。よく見ていただくと、その人が譜めくりをしています。
私も弾き語りや伴奏をする時、途中で譜めくりが必要なことがよくあります。
私個人的には、自分が弾いているその横に、他人様に座られるのは嫌なので、というか、気になるし、変に緊張しそうで、なるべく自分でめくるようにしています。
そのために、楽譜のコピーを、4枚分くらい横長に広げて置いたり、なるべくどちらか片手が暇なタイミングでめくれるように、配置を考えたり、涙ぐましい努力をしているのです。
全部暗譜できてしまえば、そんなことはしなくてもいいのでしょうが、そうもいかなくて・・・
近々、生徒さんにも、歌の伴奏をしてもらうのですが、彼女にも、コピーの折り方ひとつで、譜めくりが簡単にできることを実践してみせたら、驚いた顔をしていましたよ。


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