音楽でタイムスリップ?

ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲

ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲

以前にも書いたことがありますが、大学時代に皆川達夫先生の授業がありました。
その皆川先生が、毎週日曜日の朝解説をされているラジオ番組、もう何十年も続いている長寿番組ですが、「音楽の泉」という番組があります。
その番組で、今朝は、ブラームス作曲「パガニーニの主題による変奏曲」が流れていました。
同じ題名、つまり同じパガニーニカプリッチョをテーマにした変奏曲を、リストとラフマニノフも書いているそうです。
実は、大学時代、今と違って、防音設備も何もないアパートに住んでいたのですが、その時、お隣にいた方が、多分卒演か何かで弾くことになっていたのでしょう、毎日毎日、それもかなり長期に渡って、「パガニーニに主題による変奏曲」を練習しているのが聞こえていたのを思い出しました。
彼女が弾いていたのは、リストの曲でしたが・・・
私の頭の中は、一気にその当時にタイムスリップしたみたいになって、彼女の名前とか顔、当時の自分の部屋の様子などの記憶が呼び戻されて、不思議な気分になりました。
音楽には、そういう不思議な力があります。
そういうことがあるので、高齢者さんの音楽療法などに効果があるといわれているのでしょう。


にほんブログ村 音楽ブログ 音楽教室・音楽学習へ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ
にほんブログ村