大事な左手の小指を・・・
今日ピアノのレッスンにきたKちゃんのことです。
その週によって、練習してあったり、してなかったりまちまちなのですが、今日はレッスン室に入るなり、「指をケガした」と言う。
よくよく話を聞いてみると、今日の学校での調理実習（お茶を入れて、ゆで卵を作る）で、熱いヤカンに触ってしまい、左手の小指をヤケドしてしまい、水ぶくれができているとのこと。
左の小指は、大抵、メロディーを支える、大事な音を担当するのですが、そんな状態では仕方がないので、でも頑張りやさんのKちゃんのことだから「大丈夫！大丈夫！」と言いながらも、その指で弾く音だけはそっと鳴らしていました。
今週は頑張っていっぱい練習したみたいで、そういう時は、まだやってない箇所の曲の構成などの話をしても理解も早く、本人も満足そうな顔をして、ニコニコ顔でした。
男の子だし、いつもは挨拶もろくにしないで帰るのに、満足感があったからだと思うのですが、今日は自分から、はっきりした声で「ありがとうございました！」も言ってくれました。
教える者としてとても嬉しかったです。
