声楽レッスン:言葉

先週、「言葉の列」をそろえることについて注意をされた、大人の方が、今日、声楽のレッスンにいらっしゃいました。
日本語の歌でしたが、それぞれの音符に、ひとつずつの発音をつけていかれるので、メロディーとして聴いた時に、それぞれの音が、バラバラに聞こえて、<ひとかたまりのメロディー>として聞こえてこない、ということでした。
それが、今日は、驚く程、きれいに直っていました。
どうしたのか尋ねてみましたら、「言葉を、何回も読んでみました」とのことでした。
とても良いことをされました。
そういえば、その次に来た、大学生ちゃんも、これはイタリア語のオペラのアリアをやっていますが、レチタティーヴォで、大変苦労しています。
レチタテーヴォというのは、台詞のように、和音に乗せて、言葉をしゃべる部分です。
これも、イタリア語のリズムを大切にしながら、何回も声に出して読んでもらったら、大分改善したようです。
何語であろうと、言葉はとても大切です。

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「言葉を、何回も声に出して、読んでみる。」

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このことは、忘れてはいけません。




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