「受注生産の楽譜」といわれてもねえ

先日も、低い声の持ち主のために、コンコーネの低声用というのを購入しようとしたら、「それは ≪受注生産≫ になっています」と言われてしまいました。
そして今日、ロッシーニのある曲の楽譜が欲しくて、インターネットで調べたら、またもや、その ≪受注生産≫ という言葉に行き当たりました。
コンコーネに関しては、楽器店の話では、ある程度、注文の数がまとまってから生産するから、いつになるか分かりません、ということでした。
今日のロッシーニは、ネットには 「1冊から生産いたします」 と書いてあるけれど、やはり 「日にちは3週間くらいかかります」 とのこと。
こういうことでは、いざという時に役に立たないんですけど・・・
たまたま、今回の必要な楽譜は、数十年前に、私がまだ学生の頃、先生の楽譜を、印刷屋さんで、当時まだ珍しかった両面コピーというのにしてもらって、特注で製本までして、4冊作ってもらって、それを、同学年の4人で1冊ずつ分けたのを思い出しました。 
(値段もびっくりするほど高かった!!)
表紙もそれぞれに皆、異なって、結構凝った作りになっていました。
みんな大事に持っているかな?
若い頃、海外の出版目録を見て、ヤマハに注文して、取り寄せてもらうということを繰り返し、楽譜の収集(?)をしていたのが、こんな形で約に立って、良かったです。
最近では、その当時珍しかったような楽譜も、日本で沢山出版されているので、あの努力とお金は無駄だったかなと、すこし疑問の目でみていたのですが、無駄ではありませんでした。



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