日本語の歌の楽譜を見るとき

日本語の歌はとてもむずかしいです。
でも、今からの話は、もっと次元の低い、譜読みをする段階での話です。
日本語の歌の楽譜を見ると、歌のパートの音符の下に、ひらがなで歌詞が書いてあります。
全部がひらがななので、どうかすると、意味が分かりづらいことがあります。
先日も、レッスンの時、「早春賦」を歌っていたTさんが「<春、花の実の・・・>かと思ってしまいました」と、笑いながら、言われました。
正しくは<春は、名のみの・・・>です。
当然Tさんは、この歌は以前からご存知だったのですが、レッスンで歌うのは初めて。
前もって家で、歌詞を読んできてあればよかったのですが、残念なことに、現実は、うちで初めて楽譜を見るという状態だったのです。
自分でも、似たようなことが、時々あります。
そういう時は、縦書きで漢字交じりで書いてある、詩を読めば分かります。
分かりづらいときなど、楽譜に、鉛筆で漢字を書くこともあります。
やはり言葉の意味がわかってないと、伝わるものも伝わらないのではないでしょうか。



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