歌うのが大好き
うちにレッスンに来ている生徒さんは、「音楽が好き！」という人ばかりですが、中でもとりわけ「歌うのが大好き」という人が二人いらっしゃいます。
一人は大人のしかも男性の方。
もともと、うちには、ピアノを習いにいらっしゃっているのですが、ある時、話をしていて、歌うのが大好き、ということが発覚しました。
それ以来、ほとんどの場合、まず2・3曲歌をうたって、それからピアノを弾くという流れになっています。
最初に歌をうたうことにより、ピアノに対してのモチベーションも上るようです。
この方には、私はただ伴奏をするだけで、特に歌に関してはアドヴァイスも何も致しません。
もうひとりの、歌うの大好きさんは、小学6年生のMちゃんです。
Mちゃんは、「学校での授業で何が好き？」と尋ねると、なんのためらいもなく「音楽！！！」という返事が返ってきます。
お勉強のほうはあまり得意ではないようですが、せめてなにか得意なことを伸ばしてやりたい、というご家族のお考えで、うちに来るようになりました。
歌が大好き、というだけあって、発声をしても、口の開き方など、ちょっとやってみせるだけで、すぐに上手に真似できます。
まだまだ、心のどこかに「大きな声は良いことだ！」という意識があるので、少しずつそこを変えていかなければと思っています。
いっぱい、いっぱい歌を教えてあげるね、Mちゃん。
