昔通った、ピアノの先生の御家
先日、お天気も良かったので、散歩の途中で、中学･高校時代に通っていたピアノの先生のお宅の前を通ってみました。
久しぶりに見る、先生のお宅は、もしかしたら、今はもう、どなたも住んでいらっしゃらないのかもしれません。
武家屋敷の石塀は、残念ながら少し壊れかけていて、塀の中のお庭も、気のせいか、荒れているように見受けられました。
レッスンに通っている頃は、学校帰りにお寄りしたり、そうでなければ家からバスか自転車で行っていました。
芸大を出られた、物静かな男の先生でした。
今はもうお亡くなりになりましたが、時々、あの頃使っていた楽譜を取り出して見ると、先生の書き込みの鉛筆の跡が、とても懐かしい。
今、うちに来てくれている生徒さんたちも、ずーっと後になって、私のことを、こんな風に懐かしく思い出してくれるかなあ。
そのためには、まず、自分が良い先生になるよう、日々努力を惜しまないようにがんばります。
