歌うときには、あまりクネクネ動かないでね

うちにきている方のなかにも、歌う時に必要以上に身体を動かす人がいらっしゃいます。
本人にきくと、気持ちがよくて、ついつい身体が動いてしまう、とのことです。
しかし考えてもみてください。全然身動きしないで歌え、というのでは決してありません。でも、必要以上にクネクネと身体を動かしながら歌うと、聴いている方としては、その変な(?)動きの方に気を取られてしまって、歌を聴くどころではありません。
歌を聴いてもらおうと思うなら、絶対に損です。
前述の方も、歌そのものは、そこそこ上手いと思うのですが、オーディションとか受けても、受からないことが多い。
多分、「動き」も、落ちる大きな要因になっているのではないかと思います。
以前、ピアノコンチェルトを聴いた時、その時の指揮者が、大きな動きをする方でした。
ピアノの向こう側に立って指揮をされるので、客席から見ると、胴体がピアノの陰に隠れて、頭と手、それに足だけが見える、という状況でした。
その時、その足の動きが気になって、気になって・・・。演奏を楽しむどころではありませんでした。一緒に行った友人も、ちょうど同じ感想を言っていました。
通じるところがあるように思います。



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