チェロ体験教室

　今日は、チェロの体験教室に参加してきました。
　実は私は、大学時代に副科で、管楽器か弦楽器から何か一つの楽器を選択しなければならなくて、その時、チェロを取っていました。
それ以来数十年、チェロに触れる機会は全く無かったので、どの程度覚えているのか、興味もあったのですが、実に見事に忘れてしまっていました。
　約1時間半、殆ど初心者ばかりの7人に丁寧にご指導いただいたのですが、久しぶりに緊張、緊張の連続でした。体で覚えたことは忘れない、とはよく言われることですが、とんでもない！身体は全身ガチガチ、弓を持つ右手も、弦を押さえる左手も力が入りっぱなし。無意識のうちに、呼吸も止めてしまっている有様でした。
　それでも終わる頃には、（美しい音とは程遠いながら）どうにかニ長調で、”きらきら星”が弾けるようになりました。（ふ〜）

　今日の体験を通して思った事：
　「子どもの頃、ピアノを習ったことがある」という大人の方にピアノを教える機会もあるのですが、そういう人が、手に力が入っていることが多い、それが、自分が経験してみて、よく分かりましいた。以前はチェロを弾いても、手や指が痛くなるなどということは全然なかったのに、力が入っているから、痛くなると分かっていても、力を抜くのは大変でした。
貴重な体験でした。

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