ドイツ語の歌も、少しずつやってみようか・・・

声楽のレッスンに来るようになって、あとひと月で1年になるという、大人の方です。
最初にいらっしゃった時から、「シューマンの『詩人の恋』を歌うのが夢です」とおっしゃっていました。
ドイツ語は、独特の発音 ”ウムラウト” というものがあったり、また、子音をやたらとはっきり発音しないと、それらしく聞こえない、などの理由から、初心者にはあまり向かないと思います。
まず、声を作るためには、基本的に、ひとつの子音と母音の組み合わせからできている日本語や、イタリア語の歌が最適だと思います。
それで、しばらくの間、コンコーネとか、日本語、イタリア語の歌を歌ってもらっていたのですが、いま練習しているイタリア語の歌が、次回で終わりそうなので、これを機会に、ドイツ語の歌に挑戦してもらおうかと考えています。
取り敢えず、よく知られている、「のばら」とか、「ローレライ」、「シューベルトの子守唄」など、ゆっくりした歌の楽譜をコピーしてきました。
少しやってみて、順調にいきそうだったら、ちゃんと楽譜を買っていただきます。



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