変なプライドなんか、かなぐり捨てて

ピアノのレッスンの最後に、楽典(簡単にいえば、音楽の理論です)をちょこっとやらせたり、コピーを渡して、宿題でやってこさせたりしているのですが、大学生のAちゃんが、中学生がその楽典問題をやっているのを見て、「私もその、楽典というのをやりたい!!」と叫んだのです。
Aちゃんは大学の保育科の学生です。
彼女は、高校までほとんどピアノをやっていなくて、今からちょうど1年前に、授業に困るからというので、うちに来るようになりました。
そんなわけなので、普段のレッスンは、童謡の弾き歌いとか、伴奏法とか、とにかく大学の次の授業で困らないように、という、日々のことに追われているというのが実情です。
私も、つい彼女には、楽典の問題をやらせるなんて思いもしなかったのですが、(もちろん、何かあれば、レッスンの中ではその都度、教えてきましたが)、本人がそう希望するのであれば、いくらでもやってあげましょう。
Aちゃんのことを、偉いなと思ったのは、大学生が、中学生のやっているのを見て、変なプライドなどかなぐり捨てて、自分にもそれを教えて欲しいと言ったことです。
早速、Aちゃん用の教材を準備しておきますね。

楽典―理論と実習

楽典―理論と実習


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